個性豊かなセガーレ達

自閉症スペクトラム(アスペルガーとADHD?)の壱号と先天性内反足、発達障害?の弐号と言うなかなか無い”個性的な”組み合わせなセガーレ達とのグダグダ日記(の筈)

発達障害者の親として思う将来の事

こんな事件があったそうです。

「ふびんで」 知的障害の娘を殺害容疑で母逮捕

http://www.asahi.com/articles/ASH5X3DFBH5XIIPE005.html


ぐぐってみると同様の事件は定期的に起きているようです。

程度の差こそあれ、家族に知的障害発達障害がある人がいる場合
誰もが自分が先に亡くなるだろうと思った時に頭をよぎる話かなと
常々考えてます。

私の場合、子供が二人共発達障害と診断されて現在進行形で
色々試行錯誤していますが、
それ以前に30数年前に私のひとつ下の弟が自閉症、軽度の知的障害
診断されて主に母が色々としてきていたので
この手の話題は昔から頭の片隅にあったのと、
将来両親がなくなった場合は自分が弟の面倒を見るだろうと言うのが
漠然と有りました。

なお、私の弟は軽度の知的障害は有りましたが、
一般の夜間高校を卒業後、何度か転職しましたが一般職で印刷会社に
勤務していました。
(現在はこのご時世の時勢でリストラ食らって、別の印刷会社に試用期間で勤務中)

最近自分の子供達の事を考えて思ったのが
私の母が弟のことを気にしすぎて、自宅から離れることを良しとしなかったため
結果的に自立して一人で生活する機会を逸してしまったのではないか?
と言うことです。

周囲から変わり者だと言われ続けていた私の弟ですが、印刷会社の工員、
印刷業が傾いた後は営業補助として働き、会社の組合活動などにも
参加していてかなり上の年代にも可愛がられていたようですし
(下の世代には変わり者だとイジメられることもあったようですが)
昔から大好きだった鉄道の趣味で、北海道、九州などに
一人で鈍行旅行に行けるだけのバイタリティーがあったので、
親が可能性の芽を摘んでしまったのではないか?と今更ながらに思っています。

今の所私の子供二人は知的障害を伴わない発達障害と思われているので
将来をそこまで危惧していないのも有りますが、

将来、
自分のところから無事巣立っていって欲しい、
またそうさせなければならない

と事件のニュースを見て改めて感じました。

 

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